社会人と女子高生2
依子はデザイナーになるのが夢で、服飾デザインの学校を希望している。


時間は流れて放課後。


学校に残って、図書室でいろんな職種の資料を見る。


それでも決まらず、その日は帰る事にした。


駅で電車を待っていると、後ろから声を掛けられた。


その声のする方を見たら、そこには純がいた。


「由香里…こんな遅くまで学校にいたのか?」


「うん。進路が決まらなくて…。そういえば純は進路決まった?」


「まだだけど…就職にすることは決めてある。」


「なんで就職?」


「大学行く金がないから。まぁ、あっても勉強嫌いだから行かないけど。」
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