社会人と女子高生2
それに、浅賀さんも同じことを思ってくれてるってわかるから…。


その気持ちを里美はわかってくれた。


「そっか…由香里もあまり会えなかったんだもんね…。由香里の言う通りかも。頑張ってみるよ!」


さっきまで沈んでた里美の声は、明るくなった。


いつもの里美に戻って良かったよ。


依子はうまくいってるらしく、久しぶりにデートが出来たって話をした。


そんな依子の話を聞いて里美が一言。


「依子…あんた可愛い顔して、なにげに男を尻に敷くよね…。」


「そう?」


そうですよ。


依子って、何か逆らえない雰囲気持ってるんだよね。
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