社会人と女子高生2
私は充分わがままだよ…。


仕事がまだ残ってるのに、私に合わせて早く帰ってきてくれたり…。


仕事で忙しいのに、掛ける電話には必ず出てくれたり…。


私はいつだって浅賀さんに甘えているつもりだった…。


「由香里はもっと、思ってる事話さないとダメだよ!恋愛は1人でするもんじゃないんだから。」


「そうそう。私達がいつでも味方になるからさ!」


「2人とも…ありがとう…。」


激励の言葉を貰って、涙する私。


この日、改めてみんなに支えられて生きてるんだな…って思った。


…それから数時間後。


里美と依子は家に帰っていき…。
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