社会人と女子高生2
興味津々の2人。


「…じゅっ…さい…。」


自然と小さくなる声。


「ん?聞き取れなかった。もう1回!」


「…10歳下…!」


俺の言葉に驚いたのか、2人はア然としていた。


そりゃそうだよな。


「10歳ってお前…犯罪じゃん!」


「弁護しきれないな…。」


「俺達は純粋に付き合ってるの!」


年の差はすぐには認められないのはわかってた。


でもきちんと、真剣であることを伝えたかった。


少し考えてから伊藤が言った。

「…じゃあさ、今から浅賀の家で二次会やろうぜ!」


「…はっ?」


話の展開がイマイチ読めない。
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