社会人と女子高生2
「はい。」


『仕事終わったから、これから向かう。由香里、今どこ?』


「駅だよ!」


『そうか…わかった。じゃあまたあとでな。』


「うん…!」


そうして電話を切った。


声を聞いただけで、不安が一瞬で消えた…。


浅賀さんは私を幸せにしてくれる、魔法使いだよ…。


そしてホームに電車が到着した。


人込みでごった返しているホーム…。


でも私は浅賀さんをすぐに見つけることができるんだ…。


どんな場所でも同じだけど…。


ほら…目の前に1番かっこよく輝いている、私の大好きな人がこっちに向かって来る…。
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