社会人と女子高生2
「まぁいいか。恋愛は本人の自由だし。それより浅賀、飲みなおそうぜ!」


「…自由なのはお前らの言動だよ。」


そう言いながらも浅賀さんは、缶ビールを冷蔵庫から取り出して持ってきた。


私もサンドイッチやサラダをテーブルに置いた。


「これ、由香里ちゃんが作ったの?」


「あ、はい。」


「由香里ちゃん、気が利くね!ちょうどよかったよ。同窓会で話弾みすぎて、料理はほとんど口にしてないんだ。」


「そうだったんですか。たくさんあるので、どんどん食べていいですから!」


「由香里、こいつらには食わせなくていいから。」
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