社会人と女子高生2
「これは…?」


「同窓会のせいで、クリスマスらしい事してやれないからさ…“プレゼントだけは!”…って思ってさ。」


「浅賀さん…ありがと!開けてみていい?」


「どうぞ。気に入るかわかんないけど…。」


包装紙を取って、箱を開けた。


「わぁ…カワイイ…。」


浅賀さんからのプレゼントは小型の天使のオルゴール。


早速ネジを回してオルゴールを鳴らす。


天使の人形が音と一緒にくるくる回る。


天使のように柔らかく、温かい気持ちになれるメロディ。


「誕生日にアクセサリーだったから、違う物の方がいいかな…って。」
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