社会人と女子高生2
会計を済ませ、浅賀さんは戻ってきた。


買ってきたばかりのストラップを私に渡した。


「自分で買うのに…。」


「いいんだよ。それにデートで男が買うのも定番だろ?」


そう言いながら、いたずらっぽく笑った。


その笑顔に私は顔が赤くなるのを感じた。


大好きな人の笑顔ほど、嬉しいものはないね…。


「もう…仕方ないなぁ。じゃあ早速つけようかな。」


携帯をカバンから取り出して、ピンクのイルカのストラップをつけた。


携帯を動かして、ストラップをぷらぷらと揺らす。


「うん、やっぱりカワイイ!…浅賀さん、ストラップ買ってくれてありがとう!」
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