社会人と女子高生2
浅賀さんに反抗してしまう。


そんな意地を張ってたら、浅賀さんも…。


「具合悪いんだろ!?いいから黙って寝てろ!」


浅賀さんが珍しく大きな声を上げる。


でも…何ていうか…。


売り言葉に買い言葉ってやつで…。


「私はっ…浅賀さんのためにやろうとしてたの…!」


そこから先は普通のカップルのケンカになったわけで…。
―――


…正直、ここまでのケンカはしたことがなくて…不安だった。


みんなみたいに、仲直りなんかムリかな…って思ってた…。


でも…。


『言い過ぎた…ごめん…。』


『私こそ、素直になれなくてごめん…。』
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