社会人と女子高生2
「今日は、お邪魔して申し訳ありません。私、谷口由香里と申します!わからない事だらけの未熟者ですが、どうぞよろしくお願いします…!」


マニュアルみたいな、堅苦しい挨拶をした後、深々と頭を下げる。


「普通にしてていいのよ!あ、そうだ。由香里ちゃん、今日は泊まっていきなさい!」


「そうだな、それがいい。」


あれ…?


嬉しいんだけど…なんか…。


展開が早くない…!?


「はぁ…きっとこうなるだろうと思ってたよ…。」


「浅賀さん、もしかして…今日、有休取った理由って…。」


「…そうだよ。泊まっても、次の日に影響ないようにだ。」
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