社会人と女子高生2
「…それって…。」


「…お前達の交際は認める。でも…結婚は許さない。」


「…なんでっ!?」


その時、その様子を黙って見ていた政樹が口を開いた。


「…どうせ親父、由香里が嫁に行くのが寂しいだけなんだろ?」


「…えっ?」


「…うるさいっ!まだ由香里は高校生だぞ!?嫁になんか誰がやるか!!」


政樹の言葉はどうやら図星らしい。


動揺してるのか怒っているのかわからなかった。


「…おほん。と、とにかく…浅賀君。…由香里を頼む。」


「…はいっ!」


とりあえずお父さんに認めてもらえた。


浅賀さんの事、認めてくれてすごく嬉しい!
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