社会人と女子高生2
そして浅賀さんは咳ばらいした。


困惑した表情から一変して、真剣な表情に変わった。


その表情に、私は目をそらせなかった。


そして浅賀さんは、ゆっくりと口を開いた。


「由香里…俺はお前とずっと一緒にいたいと思ってる。だから………結婚して下さい…。」


一瞬、何を言われてるのかわからなかった。


これって、プロポーズ…?


けっこん…?


誰が…?


私…が…?


まさかプロポーズされるなんて、思ってもみなかったからなのか…。


こういうときほど、すぐに声が出ない。


「…結婚…?私が…本当に…?」
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