社会人と女子高生2
そう言って電話を切った。


「『仕事、頑張ってね!』…って、奥さんみたいだね。」


「お…奥さんて…。」


顔がカーっと赤くなるのが自分でもわかるくらい顔が熱かった。


「でもまぁ…デートの約束出来てよかったじゃん!」


「…うん!」


家に帰り、自分の部屋のベッドにダイブする。


『プレゼントど〜しよ…。』


そう、肝心なプレゼントが決まってなかった。


手作りもいいとは思うけど、今は夏。


得意なものがマフラーみたいな冬物だから、すごく迷っていた。


でも…どうせプレゼントするなら、やっぱり身につける物がいいよね…。
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