社会人と女子高生2
今まで泊まりに来ていても、手料理を作ることはなかった。


編み物に比べて料理はあまり得意なほうではない。


でも精一杯作ってみようと先ほど悩みながら材料を買った。


浅賀さんは誕生日を忘れていたらしく、驚いた表情をしていた。


「…それで今日?」


「そうだよ!どうしても誕生日を祝いたくて。」


浅賀さんは嬉しそうな顔をしていた。


そうしてさっそく料理に取り掛かる。


キッチンは綺麗にされていて広々としていた。


簡単な料理を作りテーブルに並べる。


「…あまり料理しないから、簡単な料理で許してね!」
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