何も言えない程、








ごめんしか君にかける言葉が見つからない俺は、ただの偽善者?










そう。



最初から優しさなんて持ってやしない。







この「ごめん」は優しさなんかじゃなくて、そう言うことで俺自身の罪悪感を打ち消すための言葉だったんだ。

















ああ、なんてずるい男。




わかってる。







わかってるよ。







そんなこと、もうとっくにわかってた。






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