何も言えない程、














走った。




ただひたすらに。




陽菜に会いに。



















「…っどうしたの!?佐介くん……っ」



「陽菜…っ」






俺は強く強く、陽菜を抱き締めた。










「今まで伝えられなくてごめん……」









愛してたよ。



ずっと。




どれだけ時が流れても、想いは変わらない。










愛してるよ。



今も。




この先も一生変わらない。



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