何も言えない程、






「佐介…」




「睦月…俺、睦月のこと好きだよ」




睦月は黙って俺の話を聞いている。








「でもそれは、友達としての『好き』で、恋愛感情とかじゃないんだ…」



「わかってる、わかってるよ……」













「ごめん、睦月…」









< 48 / 50 >

この作品をシェア

pagetop