冬うらら2
エピローグ
02/15 Tue.
☆
「あの2人は、今頃どうしているかしら」
柔らかい朝日の中、妻がそう言う。
朝食の席でのことだ。
「まだ疲れて寝ているだろう。昨日は、とんでもない一日だったからな」
そのとんでもなさは、どれを思い出してもソウマを喜ばせた。
「そうねぇ…明日の旅行の出発までには、疲れが取れているといいのだけど」
何か想像してしまったのだろうか―― しばらく、妻はクスクス笑いを止められずにいた。
気持ちは、痛いほど分かった。
「あの2人は、今頃どうしているかしら」
柔らかい朝日の中、妻がそう言う。
朝食の席でのことだ。
「まだ疲れて寝ているだろう。昨日は、とんでもない一日だったからな」
そのとんでもなさは、どれを思い出してもソウマを喜ばせた。
「そうねぇ…明日の旅行の出発までには、疲れが取れているといいのだけど」
何か想像してしまったのだろうか―― しばらく、妻はクスクス笑いを止められずにいた。
気持ちは、痛いほど分かった。