雫の涙
《久々に兄の声を聞いて嬉しくない

のかよ、お前は》

捻くれ者、そう義兄は付け足した

雫『あーはいはい。とても嬉しい。

本当のところ電話くれなくても

その心だけで私は凄く嬉しい』

ウザイ、とてもウザイ

私に何を言わせたいんだ?

この義兄は・・・・。

《お前にそんなことを言われる

とは、嬉しいなぁ》

デレッと電話越しでも分かるような

声を出す

きもい、とてもね。

雫『何よ?用件さっさと言って下さい』

はぁ、どうでもいいいからこの電話を

さっさと切りたいんだ。

早く用件を言ってくれ、義兄よ。

《そう急かすなって、でな?

用件何だがー》


死ね

軽く逝け、それとも永遠か?

何故私が






ー元男子校ー


などという場所に行かなければならないんだ。
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