「「お前が…」」 (将弘&隼人)
矢野 将弘
あ、隼人じゃん。
「隼人!!」
「おぉ将弘」
「今日買い物しないといけないからついて来て」
「了解」
そんな俺らの会話を聞いてたクラスの女子がきいてきた。
「え、矢野と林ってどうゆう関係??」
引きつった顔からして、変な事でも考えているんだろう。
「「同じ部活」」
「じゃなくて!!んー…家庭的な」
「「あぁ一緒に住んでるよ」」
「えぇええぇぇ!!??」
うるさい。
「なっ何で!?」
「俺ら市外出身で北橋まで遠いから隼人のじぃちゃん家から通ってるの」
そぅさらりと言って俺らは離れた。
「うるさい」
「まぁそんなもんだろ;;」
「買い物の内容は帰りにじぃちゃんから電話来るから」
「あぁそっか。了解」
「おぉ~い。そこの2人!!」
「おぉ瀬良!!」
瀬良は北橋の野球部マネージャー。
「塁から伝言。矢野は鈴木とランニング。林は守備練してからバッティングだって」
「「了解」」
「ありがとな。わざわざ!!」
「行かないとあたしが塁に怒られるの!!」
俺と隼人はそれに笑った。
「仲良しなこった!!」
「うるさい!!」