初恋ものがたり
「はい…そうですけど…えっと、あなたは?」


「あっ、すいません。私…2年の守野と言います。」 

そう言って、会釈した。


ショートヘアーで私よりも少し背が高い子だ。


「あの…水上先輩にお聞きしたいことがあるんですけど、時間いいですか?」


「うん…いいよ。」


二人で学校を出た。

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