初恋ものがたり
「賢志先輩、野球している時すごくかっこ良くて輝いているんです!普段も優しくて、とても素敵な先輩なんです。」


頬を赤くして話す守野さんは何だか可愛かった。


「…あっ、すいません。私勝手に一人で話してしまって…。」


「そんなことないよ。想いが伝わるといいね。頑張れ!」


私は守野さんの肩にポンと軽く手をのせた。


「ありがとうございます!それじゃあ、失礼します!」


守野さんは、おじぎをして走って帰って行った。

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