初恋ものがたり
「へー結構いるじゃん。」

賢志が辺りをぐるっと見回した。


広場の真ん中には、大きなクリスマスツリーが立っていた。


その周りには、写真を撮ったり、ツリーを見上げたり…たくさんの人たちが見に来ていた。


「ツリーの近くに行ってみない?」


私はツリーを指差した。


「そうだな。」


賢志は笑顔で言った。

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