初恋ものがたり
お昼が近くなったため、勉強会も終わり!と言うことで、私たちは、テキストやノートを片付けはじめた。

そんな時、

「そういえば、隣のクラスに莉李のこと、好きな男子がいるらしいよ。」

「えーっ!」


幸江のふと思い出した情報に私よりも薫の方が驚いていた。


「すごいな。誰なのか気になるよね。」


薫はなぜか目を輝かせている。

< 23 / 224 >

この作品をシェア

pagetop