初恋ものがたり
賢志の背中って、あんなに大きかったっけ…?


すごく頼もしく見えた。


いつも一緒にいたけれど、知らなかったんだ…


私…


「おーい!莉李!早く来いよ!」


手招きしている賢志に、今は手を振って応えるのが精一杯だった。
< 97 / 224 >

この作品をシェア

pagetop