メイドの恋
「それで私に何か用ですか?」

「朱音様のお父様のことで

話があるので来てもらえますか?」

お父さんのことで話?

なんだろう

「はい、みんな先帰ってて」

「うんじゃあね」

私は桐島さんについて行った

「こちらへお乗りください」

そう言って桐島さんは

リムジンのドアを開けた

私が車に乗るとドアを閉めてくれた

ソファーはフカフカで

気持ち良くてついつい寝てしまった
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