待ってるよ…ずっと。


いきなりの出来事にビックリ
したけれど、私は笑顔で


「当たり前じゃん!
つか、友達できないとか
思ってたから、嬉しいよ!」

と言った。

「本当!?あっ、じゃあ
アド交換しようよ!」

彩夏が携帯を取り出した。

「あっ、ずるいよ!
優〜うちも!」

七海と麻耶が口を揃えて言う。

「分かってるから!受信に
して待っててくれる?」

私は自局番号表示から
赤外線送信ボタンを押して
1人1人にアドを送った。

「今日中にメールするね!
じゃあ、またね〜」

麻耶が笑顔で言った。
そして3人は満足そうに
私から離れていった。
そして授業が始まった。




彩夏、七海、麻耶…
3人が友達になってくれて
私、学校が楽しくなったよ。

前の学校もいいけど、この学校に
転校してきて良かった。


< 14 / 15 >

この作品をシェア

pagetop