走り出せ、コスモス*



細い小さな肩にかかってるスウェットと、肌の間に人差し指を入れた

そのままラインに沿って下げて、肩にキスした


どれだけ細いのか知らないけど、俺の首を入れるはずの穴から肩まで出てる…

なんかもう怖いくらい

不安だから、もう可愛いのは分かったから、もっと… 太ってくれ…


「ん… あ」

下ろすと少し寒かったのか、沙枝ちゃんは小さな声を出した

その声も 愛しい


なんでこんなに白いんだろ…

さらさらで光ってるようなその肌は、同じ人間のはずなのに、俺の体の中でどこにも見たことがない

すごい…きれい…


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