走り出せ、コスモス*
やば…っ
自習室のドアは開けっ放しじゃなきゃいけないんだけど、
着替えるから私が閉めたんだ
しかも中でやってるのは
変態コスプレ&撮影会。
怒られる…!
…あ、先生…
開いたドアの向こうには
藤石先生が立っていた
先生の目の前には、
さらけ出した
女子高生4人の生脚
先生と目が合った。
「 」
なにか言おうとしたとき、
先生はパッと扉を閉めた
なに… あれ
怒ってるみたいな
怖い顔
俊子、悩殺なんて嘘よ
一人の
あの男を落とさなきゃ
全く意味なんかない
「沙枝ちゃん!
今先生見たよね!
舐めるようにね!」
俊子はきゃっきゃと笑ってる。
「今度言ってやろ!
この先生は女子高生の生足をタダで見ましたって!」
「俊子はさ
先生と、仲良くていいよね…」
「え?ごめん何て?」
私はぼそっとつぶやいた。