サクラサク -HARUTO-
「俺…好きなコがいるから…」



やっぱり。



俺はその場からコッソリと立ち去ろうとした…



瞬間、



「待って。返事…明日聞かせて。」



「えっ?」



「1日だけでいいから…ううん、少しだけでいいから…。考えてみて…」



「あっ…」



“朔”の返事を聞く前に“女の子”は走り去ってしまった。

< 45 / 90 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop