呪われ海との約束
一歩遅れて匠の突っ込みが入る。
「おいっ!!!
最後まで話聞け!俺、超可哀想なやつじゃん!」
「…チッ…」
すかさず舌打ち。匠は突っ込みが面倒くさくなったのか、さっき遮られたことを最後まで言った。
「今週の土曜はみんなで海っ!
お前、絶対来いよ?」
人差し指を立て俺を指す匠はなんかかっこ良かった。
まぁ、こいつは黙ってればかっこいいと思う。
「じゃ!俺、部活あるから♪」
そういって去っていった匠は性格に似合わない園芸部だ。
だけど部活魂がめらめらのあいつにそんなことを言うと本気でキレかねない。
それより……俺の意思は無視か。
今回は「いつものことだ」って割りきれない。
それは『海』が関わっているからだ。
「おいっ!!!
最後まで話聞け!俺、超可哀想なやつじゃん!」
「…チッ…」
すかさず舌打ち。匠は突っ込みが面倒くさくなったのか、さっき遮られたことを最後まで言った。
「今週の土曜はみんなで海っ!
お前、絶対来いよ?」
人差し指を立て俺を指す匠はなんかかっこ良かった。
まぁ、こいつは黙ってればかっこいいと思う。
「じゃ!俺、部活あるから♪」
そういって去っていった匠は性格に似合わない園芸部だ。
だけど部活魂がめらめらのあいつにそんなことを言うと本気でキレかねない。
それより……俺の意思は無視か。
今回は「いつものことだ」って割りきれない。
それは『海』が関わっているからだ。