それでもあなたが好き
その男の子は、同じクラスの水島優(ユウ)だった。
優君は、クラスでいつも1人でいた。暗くて、近寄れないオーラがでている。
私も優君とは喋った事もなかった。
それにしても優君…放課後なのになんで校庭にいるんだろ。
何もしてないなら帰ればいいのに…
優君は、花壇を見ているような気がした…
あれ?もしかして優君もヒマワリを見てるのかな?
ちょっと親近感がわいた。
私は絵を書くことを忘れ、いつのまにか優君ばかり見ていた…。