それでもあなたが好き
優にモデルを頼んでから2日が経った。
優は心をどんどん開いてくれて、嬉しかった。
「だんだん様になってきてるね!優モデルみたい!」
「まぁな(笑)家の鏡でポージングとか考えたりしてるんだぜ。」
「え?本当に?!(笑)」
「冗談だよ(笑)」
こうやって冗談を言ってくれるのが嬉しかった。
「優、クラスでは私と話してくれないよね。クラスでも普通に話してよ〜」
「クラスだと、いろいろ誤解されるだろ…」
「誤解?」
「…付き合ってるとか…そうゆう誤解」
「えー!!されないよ。みんな男女が普通に話してるじゃん。」
「お前は…特にみんなに誤解されるから…」
「え?なんで?」
「お前…クラスでかなりモテてるから。」
「私が?まさか!!!」
「本当に。お前の事好きなの…確か8人くらいいた。」
「8人?!」
知らなかった…
「その8人の中に優は入ってないの?」
私は冗談まじりに聞いてみた。
「…入ってねーよ。」
「……あそ」
なんだかムカついた。