バレちゃダメ!!*kissに隠された秘密*
「ありがと。

あっ、これのお金…」


莉遠はあたしの手にお守りを握らせ言った。


「いいって!おごりだよ♪」


「でも…」


ちゃんとお金を渡さなくちゃ、嫌いな莉遠に借りを作る感じで嫌だった。


けど、莉遠が優しい表情で笑うから…


「ありがと…ございます…。」


あたしは言葉に甘えることにした。


「じゃあ次行こっか!!」


あたしたちは神社を出てお土産屋さんをまわる。



「「これかわいいー♪」」


ご当地限定の物とかを見てテンションがあがる翠ちゃんとあたし。


限定っていう言葉に惹かれる上に、かわいい物ばかりだから買おうか迷っちゃう。


1つの店で何分も迷って、また次の店でも迷う。


時間がすぎるのはあっという間だった。


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