バレちゃダメ!!*kissに隠された秘密*
あたし、このお仕事頑張れる気がするよ。


あたしのことをまだ覚えてる人は少ないと思う。


その中でも栞ちゃんみたいに、今でも好きだと思ってくれる人は…


いないかもだけど、もしかしたらいるかもしれないんだ。


いるかもわからない人たちに、あたしは元気だよ!って伝えたい。


「さて、そろそろ時間ね。

2人とも楽屋に入ってくれる?

あたしは鈴音ちゃんのヘアメイクを担当するから♪

啓くんは今日だけ違う人ね。」


「「はい。」」


あたしは小島さんに連れられて、楽屋に入った。


《楽屋》


この響きも懐かしいけど、楽屋の雰囲気も懐かしく感じた。


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