櫻。
「よいしょっと。」
享楽は城の三階を攻め込んでいた。
仲間の数は、わずか六人。
敵軍の大将まで、あと二階。
しかし、敵はまだ百もいる。
そろそろ限界も見え、負け戦になるかと思われた。
そんな中、諦めようとはしない享楽。
来る敵方を、次々に倒していった。
とうとう、四階に着いた。
今までとは違う感じがした。
そう、なぜなら……強者が立っていたから。
男は名乗った。
「我が名は、九十九 清之津。将明様の側近だ。是非、お手あわせを願いたい。いざ、参る。」
洋之江助とは違い、礼儀正しかった。
さすが、色男。
享楽は城の三階を攻め込んでいた。
仲間の数は、わずか六人。
敵軍の大将まで、あと二階。
しかし、敵はまだ百もいる。
そろそろ限界も見え、負け戦になるかと思われた。
そんな中、諦めようとはしない享楽。
来る敵方を、次々に倒していった。
とうとう、四階に着いた。
今までとは違う感じがした。
そう、なぜなら……強者が立っていたから。
男は名乗った。
「我が名は、九十九 清之津。将明様の側近だ。是非、お手あわせを願いたい。いざ、参る。」
洋之江助とは違い、礼儀正しかった。
さすが、色男。