櫻。
刀と刀がぶつかり、鋭い音が鳴り響く。
一回、二回、三回。
そして、四回目には決着が着いていた。

立っていたのは、享楽である。
清之津の刀を超反射で弾き、最後は一瞬。
体を一斬りだ。
見事と言って、清之津は静かに倒れた。
残すは最上階。
享楽はすぐに向かった。


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