I think that...
関係が壊れるとき
「待った?」

「ううん」

そう。

私は昨日淳にメールをした。

<放課後図書室にきて>と。

告げることはただひとつ。

もう良いんだ。

偽りの愛なんて…いらないよ。

「話って何??」

「別れて」

「は?何で?」

「淳の好きな人って私じゃないでしょ?」

「・・・」

「無理に好きにならなくていいよ。私、馬鹿じゃないもん。そんなことぐらいわかるよ。ね?だから、ゆきかのところ行って。」

「それで幸せなのか?」

「…本当はいやだよ。だって、淳が他のひとといるなんて。だけど、淳の幸せは私の幸せだ…から…」

「でっでもよ」

「幸せにねっ!」

そう言って図書室から逃げ出してトイレに駆け込んだ。

個室で声を殺してないた。

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