私と彼の秘密

『小次郎?? 』

『私の犬なのッ
ボールとりに行ってから戻ってこなくて…。』

私は立ち上がり再び小次郎を探そうと歩きだそうとした。


『美羽ッ!!!
このままだと倒れるからやめろッ。 』

私は市原先輩に腕を引っ張られまた市原先輩に抱きしめられた。

『こんなに体冷やして』

市原先輩は泣きそうな顔を見せた。


ガサガサッ

ワンッ

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