私と彼の秘密
私は声のするほうに振り向くと
『小次郎?!
小次郎~ッ!!!! 』
ワンワンッ
私は小次郎を抱きしめた。
『よかった!
よかった! 』
それから私は市原先輩に何故かお姫様抱っこをされ、いつもの市原先輩の車に乗せられた。
私は座席に座りながら小次郎が見つかり安心し、市原先輩を見た。
すると、明らかに怒っている顔をした市原先輩が窓の外を見ていた。
『あの…、市原先輩?
もしかして怒ってます?? 』