それでもわたしは生きている
ヒロアキの私に触れるこの手がある限り、私はヒロアキから離れられない。
やっぱりナオキが大好きだった。
今までの誰よりも大好きだった。
誰かが私を大好きになって、どんなに大事されても…
私がその人を好きじゃなきゃ、私は幸せを感じられない。
そして、ナオキとそっくりな性格のヒロアキに出会い、私は今、悲しくても世界で1番幸せな夜がある。
私はこの男を、調子に乗らせ過ぎてしまった。
何を言っても
何をしても
女は自分を裏切らない、という自信を持ってしまった男は、異常なほどに女を傷付け、泣いてすがる光景を楽しんでしまうクセがあるようだ。
ソウタが田舎へ行ってない時はヒロアキが私の家へやって来る。
ソウタが眠りについてからヒロアキが話始めた。
「もう…お前、オレん家くんなな!オレももう、ここにはこんから」
「なんで?急に…」
「お前、辛いやろ?」
「ヒロアキと離れる方が辛い!」
「もうえぇって!分かった?くんなよ?」
「嫌!行く!」
「分からんか!迷惑やねん!」
め…迷…惑…
キツイ…
それでも私は頑張った。
「迷惑でも行く…」
段々声に力がなくなる。
やっぱりナオキが大好きだった。
今までの誰よりも大好きだった。
誰かが私を大好きになって、どんなに大事されても…
私がその人を好きじゃなきゃ、私は幸せを感じられない。
そして、ナオキとそっくりな性格のヒロアキに出会い、私は今、悲しくても世界で1番幸せな夜がある。
私はこの男を、調子に乗らせ過ぎてしまった。
何を言っても
何をしても
女は自分を裏切らない、という自信を持ってしまった男は、異常なほどに女を傷付け、泣いてすがる光景を楽しんでしまうクセがあるようだ。
ソウタが田舎へ行ってない時はヒロアキが私の家へやって来る。
ソウタが眠りについてからヒロアキが話始めた。
「もう…お前、オレん家くんなな!オレももう、ここにはこんから」
「なんで?急に…」
「お前、辛いやろ?」
「ヒロアキと離れる方が辛い!」
「もうえぇって!分かった?くんなよ?」
「嫌!行く!」
「分からんか!迷惑やねん!」
め…迷…惑…
キツイ…
それでも私は頑張った。
「迷惑でも行く…」
段々声に力がなくなる。