秘宝-戦い-第Ⅰ幕
最初の〝秘宝〟
私たちは旅に出た。
5つある、秘宝を集める旅へ。
秘宝のある場所は特定していない。
門を出ると、国は門の中よりもひどかった。
アルドリアンでの悲劇は国まで広がっているみたいだ。
さっき、アレンが何があったのかを全て話してくれた。
時は早朝。
朝日が昇る前だ。
「アレン、どこに行くの?」
「秘宝のある場所へ。
秘宝があるとされる場所は
森、海、山、川…
そして、隣国です」
「あ~…普通に喋ってね♪
まずはどこ?」
「一番近いのは森です」
「じゃあ、森にしよう」
私は気軽に言った。
その時、私は何かを感じた。
誰かに…見られてる?
私は反射的に短剣に手をかけた。
「ユカ…?どうした?」
「誰かに見られてる気がする」
アレンは首をかしげた。
彼は何も感じないのだ。
でも、ユカはシャリアンの血を受け継ぐもの。
疑うことはしなかった。
ユカはハッとして上を見上げた。
「上!アレン!!上よ!」
ユカは叫んだ。
5つある、秘宝を集める旅へ。
秘宝のある場所は特定していない。
門を出ると、国は門の中よりもひどかった。
アルドリアンでの悲劇は国まで広がっているみたいだ。
さっき、アレンが何があったのかを全て話してくれた。
時は早朝。
朝日が昇る前だ。
「アレン、どこに行くの?」
「秘宝のある場所へ。
秘宝があるとされる場所は
森、海、山、川…
そして、隣国です」
「あ~…普通に喋ってね♪
まずはどこ?」
「一番近いのは森です」
「じゃあ、森にしよう」
私は気軽に言った。
その時、私は何かを感じた。
誰かに…見られてる?
私は反射的に短剣に手をかけた。
「ユカ…?どうした?」
「誰かに見られてる気がする」
アレンは首をかしげた。
彼は何も感じないのだ。
でも、ユカはシャリアンの血を受け継ぐもの。
疑うことはしなかった。
ユカはハッとして上を見上げた。
「上!アレン!!上よ!」
ユカは叫んだ。