秘宝-戦い-第Ⅰ幕
液体は血だった。
「この鳥、かなり血出てるぞ」
アレンが言った。
ユカは長剣を片付け、鳥の傷口を見た。
「軟膏とか持ってない!?」
「あるわけねーだろ…」
私たちは途方に暮れた。
その時、鳥が動いた。
クゥーグゥー
苦しそうな鳴き声だ。
ユカは鳥の翼に触れた。
ビクンと鳥の体が動き、青い光に一瞬包まれ、小さくなった。
「…何だ?」
「何で、触ったら普通の大きさに戻ったんだろ?」
ビュンッ
耳元を矢が掠めた。
ユカとアレンはハッとして、剣を持った。
「誰かいるのか?!」
アレンが聞く。
ビュンッ
再び、矢が飛んだ。
ユカは飛んできた方向に向かって、走った。
「この鳥、かなり血出てるぞ」
アレンが言った。
ユカは長剣を片付け、鳥の傷口を見た。
「軟膏とか持ってない!?」
「あるわけねーだろ…」
私たちは途方に暮れた。
その時、鳥が動いた。
クゥーグゥー
苦しそうな鳴き声だ。
ユカは鳥の翼に触れた。
ビクンと鳥の体が動き、青い光に一瞬包まれ、小さくなった。
「…何だ?」
「何で、触ったら普通の大きさに戻ったんだろ?」
ビュンッ
耳元を矢が掠めた。
ユカとアレンはハッとして、剣を持った。
「誰かいるのか?!」
アレンが聞く。
ビュンッ
再び、矢が飛んだ。
ユカは飛んできた方向に向かって、走った。