秘宝-戦い-第Ⅰ幕
私は腰にさしている、もう1本の短剣も抜き、両手で構えた。
敵が動いた。
私は敵の攻撃を交わし、短剣で切りつけた。
「ぐはっ…」
1人倒れた。
血の滴る短剣で2人目をやっつけた。
ユカの動きは素早い。
また、身軽さで攻撃を交わしていた。
アレンは国王としての血が騒いでいた。
グサッ
敵を1人倒した。
こいつら…喋れないのか?
誰も…口を利かない。
ガコンッ
振り下ろされた剣を剣で支え、押し戻した。
そして、相手の腹を蹴った。
ヒュウガは自慢のスピードで攻撃をよけ、鋭い蹴りを繰り出していた。
向かってきた敵を蹴り、相手がひるんだすきに剣で刺した。
「ヒュウガ!危ない!後ろ!!」
ユカの声にハッとし攻撃を交わした。
「ありがとう、ユカ!」
「キャー!!」
悲鳴が響いた。
アズミ…?
俺は敵をなぎ倒し、一直線にアズミの元へ向かった。
アズミか脇腹から血を流し、倒れていた。
「アズミッ!!」