【短編】Saint Valentine's Day.[続編追加]
「大事にしたいけど、やっぱり、俺のだって証拠が欲しい。
だから、家に来てくれますか?」


「やるの前提なの?」


私は、顔が熱くなった。


「だって、絶対部屋に2人きりとかやりたくなるに決まってるから。」


私は、ちょっと呆れた。


けど、嬉しいのかな。


さっきのウダウダした感じのよりは。


「うん。
理人の家に行く。」


私は、もちろんOK。


好きな人からの誘いを断るわけない。


私だって、理人のものだって証拠が欲しいもん。
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