【短編】Saint Valentine's Day.[続編追加]
私と理人は、手をつなぎながら、理人の家に向かった。


なんか理人っぽい家だった。


シンプルな感じがね。


しかも、きれいだし。


「理人、綺麗好きなの?」


「そこそこね。
てか、真知が来てもいいように掃除はしたけどね。」


てか、さっきのウダウダいらないじゃん。


家に呼ぶつもりなら。


「あんなに、困らなくてもよかったじゃん。」


「だって、真知が俺を好きだってことに吃驚して戸惑ったんだよ。」


理人は、照れていた。


「明日もずっと一緒にいれる?」


私は、理人に聞いた。


「てか、日曜まで一緒にいたい。」


「いいよ。
だけど、着替えがないから....」


理人と一緒にいれることは嬉しいけど。


「じゃあ、明日は、真知の家だな。
で、日曜は出かけようか。」


「うん。」


って、頷いたのはいいけど、今から日曜の出かける時まで2人きり。


デートも2人きりだけど。


.....


なんか、照れるかも。


理人といれるならって思ったけど...


これじゃあ、ずっとドキドキしっぱなしかも。
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