【短編】Saint Valentine's Day.[続編追加]
「真知はさ。
バレンタインは....
誰かにやるの?」


突然、なに?


まだお酒も効いてないのに....


酔った勢いでとか考えたのに無理なのかな?


「一応....
イベントに流されようかと...」


理人は、顔をひきつらせた。


「てことは、本命に?」


理人は、なにを知りたいんだろう?


今がチャンスなのかな?


私は、がさごそとバックの中からチョコを探した。


「真知?」


理人は、私の突然の行動にどうしたらいいか困っていた。


「はい。
理人。」


私は、昨日つくったチョコを渡した。


「これは?」


理人は、私の突然の行動に吃驚。


「本命チョコ。
貰ってくれる?」


私は、恥ずかしくて顔を下に向いたまま言った。


「いいの?」


どういう意味?


私は、わからず顔をあげて首を傾げた。


理人は、顔が真っ赤だった。


「理人どうしたの?」


「や....
まさか....」


「なにがまさかなの?」


全くわからない。
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