☆私達の関係☆



「寒いから早く早く!」



部屋の入口に突っ立ったままの私をベッドの上から手招きする。



ヤル気マンマンと言わんばかりに、もうすでにトレーナーもズボンも脱ぎ捨てて。



「寒いなら服着なさいよ。」



転がったトレーナーを拾う私の腕を掴んで、そのままベッドに引きずり込むと、抵抗する暇もないくらいの早業で私の唇を奪う。



「ちょっ・・・ムサシ・・ストップっ・・・」



「ストップ無理。もう手遅れ。」



そして流されるまま、今日も最後までしちゃうんだ。



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