運命


「リユちゃん、しゃっくり止まんないよっ」


なんと、しゃっくりが止まらなくなっちゃた。私は女子のリユに言った。


「えっ、大丈夫?!」

「全く…ック」


「だったらこれ見て」


その声に反応して見てみれば虫嫌い君こと、藤崎マコトが言ったのだ。

しかも、人差し指をたてて私の顔の前に持ってきたし。
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