運命


「絶対やだっ」

私は顔を背けた。
藤崎は見させようと移動した。
そして、


――パンッ


と、手を鳴らしたが私はその時はすでにまた顔を背けていたため、見ておらず失敗に終わった。


「チッ…失敗」

「うっさい…ック」


藤崎は舌打ちしやがった。ムカつくって思った。
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